「仮想通貨の取引がしたい!」
「ビットフライヤーの手数料は安いの?」
ビットフライヤーで仮想通貨の取引をしようと考えた時、気になるのが手数料ではないでしょうか?
ビットフライヤーを始めとした仮想通貨の取引には何かと手数料がかかります。気づかないところで手数料がかかりすぎて、損してしまうのも嫌なものです。
そこで今回はビットフライヤーで必要な手数料について詳しくまとめてみました。
ビットフライヤーの口座をまだ開設していない方はこちらから
目次
ビットフライヤーにかかる手数料は高い?
正直なところ、ビットフライヤーにかかる手数料は安くありません。ビットコインやアルトコインの取引をする際には手数料がかかります。
ただ手数料はかかるものの、ビットフライヤーは日本国内の仮想通貨取引所の中では非常に優秀です。
ビットフライヤーにはSMBCベンチャーキャピタルやみずほ、三菱UFJなどの大手企業が株主についています。他にも三井住友やSBC、リクルート、GMOなど挙げていけばキリがありません。それほど多くの大企業がバックについてるのは、それほど信頼性が高い取引所だということです。
最近はコインチェックのハッキング被害がありましたが、仮想通貨取引所には厳重なセキュリティ態勢が求められています。その点ではビットフライヤーが国内で一番安心だといえるでしょう。セキュリティがしっかりしているからこそ、多くの大企業が他の取引所ではなく、ビットフライヤーに出資していると言っても過言ではありません。
手数料は安くないものの、取引所リスクを考えて、ビットフライヤーで比較的安全に仮想通貨取引するのが良いでしょう。
しかし手数料がどうしてもかかってしまうため、どういった時に手数料がかかるのか、把握しておかないと、取引をするたびに資産が減ってしまいかねません。それではビットフライヤーの手数料について見ていきましょう。
ビットフライヤーの手数料一覧
アカウントの開設や維持の手数料は無料
ビットフライヤーのアカウントを作成したり、維持したりするのに手数料は要りません。
つまり登録するだけであれば無料です。
今後ビットフライヤーでの取引を迷っている場合は、とりあえずアカウントを開設させておくだけでも良いでしょう。
ビットコイン売買手数料
ビットフライヤーではビットコインを売買する際に手数料がかかります。
ビットフライヤーにはビットコインを売買する手段が4つあり、FX取引以外は手数料がかかる仕組みです。
FX取引をする際にかかる手数料については後述しますが、取引手数料以外にいくらか別の手数料がかかりますので、手数料無しでビットコインの取引をすることはできません。
またビットコイン販売所なら手数料が無料となっているのでお得に感じます。しかしこちらも詳しく後述しますが、スプレッドがかかるようになっていますので、注意が必要です。
またビットコイン簡単取引所とLightning現物取引については直近30日の取引量に応じて手数料がかかるようになっています。つまり売買板で現物取引する場合は手数料がかかるということです。
直近 30 日の取引量 | ビットコイン簡単取引所とLightning 現物 |
---|---|
10 万円未満 | 0.15% |
10 万円~ 20 万円未満 | 0.14% |
20 万円~ 50 万円未満 | 0.13% |
50 万円~ 100 万円未満 | 0.12% |
100 万円~ 200 万円未満 | 0.11% |
200 万円~ 500 万円未満 | 0.10% |
500 万円~ 1,000 万円未満 | 0.09% |
1,000 万円~ 2,000 万円未満 | 0.07% |
2,000 万円~ 5,000 万円未満 | 0.05% |
5,000 万円~ 1 億円未満 | 0.03% |
1 億円~ 5 億円未満 | 0.02% |
5 億円以上 | 0.01% |
ビットフライヤーではビットコインの取引をすればするほど、手数料が安くなる仕組みとなっています。
アルトコイン売買手数料
ビットフライヤーではビットコイン以外のアルトコインも多く扱っています。
イーサリアム(ETH)とビットコインキャッシュ(BCH)の2種のアルトコインはBTC建てに限り現物取引が可能です。その際の手数料は取引量の0.2%となっています。
またイーサリアムとビットコインキャッシュを含んだ他のアルトコインは販売所でも購入可能です。アルトコインも販売所の売買であれば、手数料は無料となっていますが、ビットコイン販売所と同じようにスプレッドがかかりますので、あまりおすすめしません。
ただ他の多くの国内取引所も販売所ではスプレッドがかかりますので、仕方ないとも言えるでしょう。安心・安全さを買ってると思って、スプレッド込みで支払いをすると考えておくと良いです。
コインの送金手数料
ビットフライヤーはコインの送金手数料が安いことで人気のある国内取引所でもあります。
ビットコインを送金する際は0.0004BTCの手数料がかかるものの、モナコインの送金手数料はビットフライヤーが負担してくれますので無料です。
他のアルトコインは以下のようにそれぞれ送金手数料がかかります。
イーサ(イーサリアム) | 0.005 ETH |
イーサ(イーサリアム・クラシック) | 0.005 ETC |
ライトコイン | 0.001 LTC |
ビットコインキャッシュ | 0.0002 BCH |
リスク | 0.1 LSK |
ちなみにビットフライヤーのアカウント同士でビットコインの送金ができるBitWireを使えばビットコインは無料で送金できます。
日本円の入金手数料
ビットフライヤーで仮想通貨を買うには、ビットフライヤーで開設した口座に日本円を入金しなければいけません。
日本円を入金する方法は主に2種類あり、クイック入金と銀行振込です。
クイック入金はペイジーなどのインターネットバンキングや銀行ATM、コンビニから入金する方法で、1回入金するたびに324円の入金手数料が発生します。
銀行振込の場合は、あなたが利用している銀行で定められている振込手数料がかかりますので、場合によっては無料です。三井住友銀行か住信SBIネット銀行のどちらかの口座を選んで振り込みます。
振込手数料を無料にしたい場合は、住信SBIネット銀行の口座を開設しておくのがおすすめです。住信SBIネット銀行であれば手数料無料で振り込めるため、ビットフライヤーで手数料をかけずに入金できます。
日本円の出金手数料
ビットフライヤーで仮想通貨の取引をした際に、上手く儲けが出れば、一度手元に出金したいと思うかもしれません。
他の取引所でもそうですが、ビットフライヤーでも出金する際は手数料がかかります。出金手数料は4パターンに分けられており、出金額と出金先の銀行によって手数料の額は違いますので注意しましょう。
基本的に一番安いのは三井住友銀行宛に3万円未満の出金をする場合の216円です。
もし三井住友銀行以外であれば、3万円未満で540円もかかってしまいますので、できれば三井住友銀行の口座に出金したほうが良いでしょう。
ちなみに入金時の銀行口座と出金時の銀行口座は別で設定できますので、入金時は住信SBI、出金時は三井住友という風に使い分けるのが一番お得だといえます。
FXに関する手数料
初心者にはあまりおすすめしませんが、ビットフライヤーではビットコインのFX取引もできます。その際にはスワップポイントと証拠金と呼ばれる手数料がかかりますので注意が必要です。
スワップポイントは1日毎に0.04%となっています。
ビットフライヤーは毎日0時にスワップポイントの金額が確定しますので、0時が回る前に決済してしまえばスワップポイントは取られません。
つまりビットフライヤーのBTCFXでスワップポイントを支払わずに済むためには0時以降にFXで買い(売り)したら0時を回る前に売り(買い)すれば大丈夫です。
ビットフライヤーで手数料以外に気をつけたいスプレッド
少し前述しましたが、ビットコインやアルトコインを販売所で売買する際にかかるスプレッドには注意が必要です。
ビットフライヤーを始めとした仮想通貨取引所では、販売所で売買する際に、スプレッドと言われるものが存在します。
スプレッドというのは、実際の価格との差額の事を言うのですが、販売所で仮想通貨を購入する場合は、実際の価格より高い値段で購入し、低い値段で売らなければいけません。
上の画像を見ていただければ分かるように、例えばBTCを買うとなると1BTC1,168,583円で購入しなければいけませんが、売る場合は1,122,429円でしか売れないのです。
つまりすぐ買ってすぐ売ると、本来なら差額があまりないように感じますが、販売所ではスプレッドと呼ばれる手数料のようなものが発生しますので、この例の価格ですぐに買って売ると46,514円/BTCも損をします。
ビットフライヤーのスプレッドはお世辞にも安いとはいえないので、販売所を使った短期的な売買はおすすめできません。
状況別にかかる気をつけたい手数料について
今回はビットフライヤーの手数料についてまとめてみましたが、自分に関係のある手数料はどれなのか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は状況別にビットフライヤーでかかる手数料を例としてまとめてみました。
会員登録をして仮想通貨を買うまでにかかる手数料
これからビットフライヤーを使って仮想通貨を買おうとしている人を例として、かかる手数料をまとめてみましょう。
- 口座開設する
⇒手数料無料 - 日本円を入金する
⇒手数料無料(住信SBIネット銀行なら) - 仮想通貨を購入する
⇒手数料がかかる
これからあなたが仮想通貨を買っておこうというのであれば、仮想通貨を実際に購入する時、手数料がかかります。
どの銘柄の通貨を買うかで手数料は変わりますが、今回はそれぞれの通貨を購入する際に最もお得な買い方と手数料についてまとめてみました。
【仮想通貨購入時のお得な買い方とかかる手数料】
- ビットコイン(BTC)
⇒簡単取引所 or ライトニング現物
⇒0.01%~0.15% - イーサリアム(ETH)
⇒ライトニング現物(ETH/BTC)
⇒0.2% - イーサリアムクラシック(ETC)
⇒販売所
⇒スプレッド分(%は変動あり) - ライトコイン(LTC)
⇒販売所
⇒スプレッド分(%は変動あり) - ビットコインキャッシュ(BCH)
⇒ライトニング現物(BCH/BTC)
⇒0.2% - モナコイン(MONA)
⇒販売所
⇒スプレッド分(%は変動あり) - リスク(LSK)
⇒販売所
⇒スプレッド分(%は変動あり)
持っている仮想通貨を売って利益を現金化するまでにかかる手数料
それではビットフライヤーで仮想通貨を購入し、いくらかの期間放置しておいたら価格が上がったので売却するとしましょう。
仮想通貨を売却し、手元にお金を出金するまでにかかる手数料についてまとめてみました。
- 仮想通貨を売却する
⇒手数料がかかる - 出金する
⇒手数料がかかる
仮想通貨を売却して出金する場合は、どうしても手数料がかかります。
仮想通貨を売却する際、買うときと同じ手数料分取られてしまうのです。
また出金する際は、前述したようにいくらか日本円が引かれてしまいます。
仮想通貨を売却して出金する場合は、売却時に手数料分をまかなえるぐらい、しっかり儲けが出ているのかチェックすることも大切です。
ビットフライヤーは手数料が高めなものの安全度はトップクラス
今回はビットフライヤーの手数料についてまとめてみました。
ビットフライヤーは手数料が安いとはいえないものの、現在多くの方に利用されいる取引所です。
日本国内のビットコイン取引量はNo.1であり、日本で最も利用されていると言っても過言ではありません。
手数料が安くないのに、どうして今もなお利用されているのか。それはやはりビットフライヤーが信用の厚い取引所だからです。
前述しましたが、日本ではつい最近コインチェックと言われる取引所がハッキング被害に遭っており、今では取引所のセキュリティ面が非常に重要視されています。
ビットフライヤーは株主も大手企業が連ねており、セキュリティ面はもちろん運営に対しても安心感が大きいです。
取引所リスクがないというわけではありませんが、日本の取引所の中では一番低いと言っても過言ではありません。
安心・安全に仮想通貨の取引をしたいのであれば、まずはビットフライヤーに登録だけ済ませておくことをおすすめします。
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