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最初はコインチェックの使い方が分かりにくい?
コインチェックは日本で一番簡単にビットコインが買える取引所として有名です。
ただ初めて仮想通貨の取引をする人にとってはどのような使い方をすれば良いのか分からずに迷ってしまうかもしれません。
コインチェックは仮想通貨の売買をメインとしており、仮想通貨を送金することも可能です。またビットコインは買い方が複数種類あることもあり、仮想通貨の取引の仕方によっては損をすることもあります。
そこで今回はコインチェックで使える機能について、使い方をマニュアル化してみました。
※現在はコインチェックで取引することはできませんので、代わりに大手のビットフライヤーで取引するのをおすすめします。
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コインチェックの登録
コインチェックで仮想通貨の取引をするためには、まず登録を済まさねばなりません。
もちろん仮想通貨の取引以外にお金はかかりませんので、取引を後に考えている方は先に登録だけ済ませておきましょう。
本人確認の審査がありますので、仮想通貨が高騰の気配を見せていても、取引したいと思った時に登録していては間に合いません。
コインチェックの登録の流れは簡単ですので、まずはコインチェックの登録から済ませておくことをおすすめします。
■本人確認
■審査
■審査完了のお知らせハガキが到着で登録完了
審査があると言っても虚偽の情報で登録しない限りはほとんど通りますので、心配する必要はありません。
コインチェックの詳しい登録方法は下記で解説していますので、登録がまだお済みでない方は登録からしておきましょう。
関連記事:コインチェックの登録方法を分かりやすく解説!仮想通貨の取引ができるまで
コインチェックの使い方
コインチェックで使える機能について、目的別にまとめてみました。
仮想通貨を売買することで利益を上げたい方は「入金の方法」「仮想通貨の買い方」「ビットコインのお得な買い方」「出金の方法」の4つを把握しておけば、仮想通貨取引を始められます。
「仮想通貨の送金方法」や「仮想通貨を受け取るやり方」は他に取引所を持っているのであれば、利用することもあるかもしれません。
また仮想通貨を買うお金がない場合は「仮想通貨を借りる方法」もあります。ただ仮想通貨を借りるということは借金するのと同じです。後になって利子付きで返せばいいものの、あまりおすすめはしません。
入金の方法
コインチェックではあなたの仮想通貨の財布となる「ウォレット」があります。
このウォレットから日本円やUSドルを使って仮想通貨を買うのが基本です。そのため仮想通貨を購入する人はこのウォレットに入金する必要があります。
ウォレットは仮想通貨用の銀行口座だとイメージしておけばよいでしょう。
それでは仮想通貨を購入するためのお金を銀行からコインチェックへ入金する方法について解説していきましょう。
まずはウォレット内の左サイドバーに配置されている「日本円/USドルを入金する」をクリックします。
すると「銀行振込」「海外からの入金」「コンビニ入金」「クイック入金」の4種類の方法から入金することが可能です。
■海外で銀行振込をするなら「海外からの入金」
■コンビニで入金するなら「コンビニ入金」
■ペイジー決済で入金するなら「クイック入金」
基本的に多いのは「銀行振込」でしょう。
コンビニ入金やクイック入金は手数料が756円もかかるため、あまりおすすめできません。コンビニ入金やクイック入金であれば24時間いつでも入金できるのは良いですが、急ぎでない場合は振込手数料だけですむ銀行振込が良いでしょう。
お使いの銀行口座によっては振込手数料が無料になる場合もありますので、銀行振込であれば、実質手数料無料で入金することが可能です。
ちなみにUSドルで入金する場合は25ドルの手数料がかかりますので、注意しましょう。
今回は日本円の入金方法を説明します。
銀行振込を選択すると2種類の振込先の情報が表示されます。
りそな銀行と往信SBIネット銀行の2種類です。
どちらに振込をしても大差はないのですが、住信SBIネット銀行に振り込む際は注意しておく必要があります。
普段であれば、振込人名義はカタカナで記入しますが、往信SBIネット銀行に振込入金するときは「ID 名前」で入力しなければいけません。
例えばあなたのIDが123456で名前が林一郎さんであれば、振込人名義は「123456 ハヤシ イチロウ」となります。
IDを入力せずに振り込んでしまうと、問い合わせをしなければいけなくなりますので、入金する際は気をつけましょう。
ちなみにあなたのIDは同じページ内に大きく載っていますので、すぐに見つかります。
仮想通貨の買い方
仮想通貨を購入する方法は大きく分けると2種類あります。
コインチェック内に入金しているお金で購入するか、クレジットカードを使って購入するかの2択です。
仮想通貨はクレジットカードを使って購入できるものの、銀行で入金したお金を使った方が安く購入できますので、できるだけ手数料を抑えたい方は銀行から入金したお金で仮想通貨を買うようにしましょう。
ちなみにビットコイン以外であれば、日本ではなくビットコインでイーサリアムやリップルなど他の仮想通貨を購入することも可能です。
コインを買う
それではコインチェック内で所持している日本円やビットコインで仮想通貨を購入する方法です。
「コインを買う」を選択します。
コインチェックはビットコインを始め、イーサリアムやリスク、ファクトムなど計13種の仮想通貨を扱っており、お好きな仮想通貨を購入することが可能です。
まずは購入したい仮想通貨を選択しましょう。ちなみに画像ではイーサリアムを選択しています。
その後「数量」を決めます。「数量」を入力するといくらかかるのかすぐに表示されますので、予算に見合う量を計算して入力しましょう。
「交換する通貨」はJPYが日本円、BTCがビットコインです。日本円で仮想通貨を買うならJPY、ビットコインで他の仮想通貨を買うならBTCを選択しましょう。
数量と交換する通貨を選択したら「購入する」と書かれた青いボタンをクリックすれば購入完了です。
この時のレートは1イーサリアムが34,076円となっており、試しに購入するには高いと感じるのであれば、1を下回る数量で取引すると良いでしょう。
赤い矢印から分かるように0.00000001単位で取引できますので、数円単位で微調整ができます。
株取引と違って多額の資金が必要でないところは仮想通貨の良いところとも言えるでしょう。
クレジットカードで買う
前述した「コインを買う」よりも手数料が高いため、あまりおすすめはしませんが、入金することに面倒さを感じる方はクレジットカードで購入すると良いでしょう。
クレジットカードは日本円の金額が決まっており、最低でも5,000円はかかります。
またクレジットカードの名義がコインチェックアカウントの名義と同一でないとこの取引はできません。もし異なる名義であった場合は、アカウントの利用停止の措置を取られてしまうこともあるため、間違いのないように気をつけましょう。
こちらは購入する仮想通貨を選択して、いくら分購入するかチェックを入れて「購入する」ボタンをクリックすれば購入完了です。
ビットコインのお得な買い方
仮想通貨の買い方を説明しましたが、ビットコイン以外のアルトコインを購入する場合は「コインを買う」から購入すると良いのですが、ビットコインに関してはもっとお得に買う方法があります。
今まではウォレットで取引をしていましたが、ビットコインを購入する際は「取引所」を使って購入したほうがお得です。
取引所では板上でビットコインを取引することが出来ます。
「現物取引」と「レバレッジ取引」の2種類から取引できますが、基本的に使うのは現物取引です。
現物取引は今あなたがコインチェック内に所有している日本円やビットコインを使って、ビットコインの売買をします。
レバレッジ取引は簡単に言うと一時的に借金をして取引をすることです。1万円の証拠金を用意することで5万円分の取引ができるように、手持ちが足りなくても5倍もの量を取引できますが、手数料もかかりますので初心者にはあまりおすすめしません。
最初は用意している手持ちの現物取引で取引をするようにしましょう。
下の画像の左側で取引できます。注文料を入力すればレートと注文量を指定して、注文することで取引可能です。ただどれぐらいのレートで売買すればよいかは右側の相場板を理解する必要がありますので、これから解説します。
右側がビットコインの取引の流通具合です。
この画像で見るとビットコインを買う意思のある投資家の最低限希望価格が1BTCあたり472,500円となっています。つまりこの瞬間に1BTCを472,500円で売り注文を出しておけば、売ることが可能です。
逆でも同じことが言えます。
板上に出ている売り注文の最低限希望価格は1BTCあたり472,535円ですので、この板状の取引で最も安く買えるビットコインの相場が1BTCあたり472,535円です。
ただビットコインのこういった細かい相場は常に揺れ動いているため、小さい動きが頻繁にあります。
ある程度の指標となりますので、すぐにビットコインを売り買いしたい場合はギリギリを狙わないほうが良いです。
この辺を狙って売買したほうが良いでしょう。
もしもギリギリを狙って472,535円で購入しようとすると、注文する頃には下の画像のようにレートが変動していることも多いです。
注文手続きをしている間にライバルの買い注文最低希望価格が471,833円になっており、あなたの買い注文が取引されずに板上に取り残されることはよくあります。
「コインを買う」や「クレジットカードで買う」の場合だと、コインチェックの仲介手数料やクレジットカードの手数料がかかるため、板状の相場より高くなってしまいがちです。
ビットコインの取引をする場合は板状で取引することをおすすめします。
出金の方法
現在の日本では仮想通貨を日常生活で使える機会が少ないため、仮想通貨の取引をする人はほとんどが利益目的です。
値動きの反動が激しい仮想通貨ですので、一気に儲けが出て、日本円に戻す人も少なくありません。
ここではコインチェック内のウォレットからあなたの銀行口座に出金する方法を紹介します。
ウォレットの「日本円を出金する」をクリックします。その後、出金先の口座を登録していない方は「新しい講座を登録する」から登録しておきましょう。
登録が終われば「この口座に振り込む」と書かれた緑のボタンをクリックします。
出金額を入力したら「出金申請をする」と書かれた緑色のボタンをクリックします。
出金手数料は固定で400円です。何度も出金してしまうとそのたびに400円かかってしまいますので、できるだけ1度にまとめて出金するようにしたほうが良いでしょう。
仮想通貨の送金方法
仮想通貨はウォレットの「コインを送る」から送ることが可能です。
それぞれ手数料は銘柄によって異なり、仮想通貨で支払います。
宛先は「送金先リストの編集」で設定し、金額を入力したら「送金する」をクリックするだけです。
ビットフライヤーやZaifなどの仮想通貨取引所間で取引する場合に使います。
仮想通貨を受け取るやり方
仮想通貨は送るだけではなく、もちろん受け取ることも出来ます。
受け取る場合はコインチェック内で入金用のアドレスを作成し、そのアドレス宛に送ってもらえば大丈夫です。
ビットコインの場合はQRコードを使って受け取ることも出来ます。
またビットコインは通常入金用と高速入金用の2種類がありますが、高速入金は手数料が0.02BTCかかりますので、急ぎのようでない場合は通常入金で充分です。
ちなみに高速入金だと60秒程度、普通入金だと30分程度かかります。
レバレッジ取引をする方法
板上でビットコインの取引をする際に前述したレバレッジ取引ですが、レバレッジ取引をするためにはレバレッジ口座に証拠金としてお金を入金しなければいけません。
レバレッジ取引は手持ちの資金より5倍もの金額を取引できますので、予想が当たれば一気に稼げます。しかし逆の場合は損失も大きいです。
初心者向きではないことを前置きにしてレバレッジ取引する方法を解説します。
まずは取引所画面の「振替」をクリックしましょう。
この状態で金額を入力し「残高を移動する」をクリックすれば、取引口座からレバレッジ口座へと資金となる日本円を移すことが出来ます。
もし2万円移せば、レバレッジ取引で10万円分使ったビットコイン取引が可能です。
あとは現物取引のときと同じように取引所画面でビットコインの売買をすることができます。
ただ証拠金維持率が50%を切るとロスカット対象となり、強制決済されますので、注意が必要です。後々上がると予想していても途中で相場がガクンと落ちれば勝手に決済されます。
さらに24時間ごとに買い注文の場合は0.04%と売り注文の場合は0.05%の手数料が発生しますので、損益計算は複雑です。
多額の取引ができることは魅力的ですが、初心者はまず現物取引から始めましょう。
基本的には入金と買い方、出金ができれば投資できる
コインチェックは他にも電気代をビットコインで支払えるなど、機能は様々ですが、仮想通貨の投資をしたい場合は入金と購入方法、出金の3種類が分かれば充分です。
仮想通貨のレートは変動が大きく、投資というより投機、つまりギャンブルだと言っても過言ではありません。
気になる方は余剰資産で少額から投資してみると良いでしょう。
■入金は銀行振込が最も手数料が安くおすすめ
■仮想通貨の購入でクレジットカードはNG
■ビットコインは取引所の売買板で取引を推奨
■出金は400円の手数料がかかるため、一度にまとめる
まとめ
今回はコインチェックの使い方をまとめてみました。
仮想通貨取引をする人は日本でも増えており、レートの急騰・暴落で世間が賑わっています。
現在は投資目的で仮想通貨を扱う人が世界的に多いです。そのため仮想通貨取引所の数は多く、どこを利用すればよいか迷ってしまいます。
これまで仮想通貨の取引をしたことがなく、全くの初心者であればコインチェックを使ってみてはいかがでしょうか?
他の仮想通貨取引所はまだまだ使いにくく、操作が分かりづらい取引所も多いです。また仮想通貨の銘柄が13種もあるのは、今のところコインチェックぐらいであり、他の取引所は1~3種ほどしかありません。
様々な銘柄について知る意味でも初心者こそコインチェックから始めることが最適です。
これから仮想通貨の取引をしてみたいと思っている方は、日本で一番簡単に使いやすいコインチェックをおすすめします。
※現在はコインチェックで取引することはできませんので、代わりに大手のビットフライヤーで取引するのをおすすめします。
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